エムキャンパスが豊橋駅前にオープン

2021/11/28 00:02(公開)
オープンを祝うテープカット=エムキャンパスで
 豊橋市駅前大通2で27日、再開発ビル「emCAMPUS(エムキャンパス)」東棟がグランドオープンした。同じ建物に入る市の「まちなか図書館」も開館し、大勢の来場者でにぎわった。
 地域の食や農業をテーマにした1階では、地元生産者らのこだわりの食材が並ぶマーケットをはじめ、フードコートやレストランがある。施設園芸用ハウスを模した保冷棚もあり、生鮮野菜やワインなどが並ぶ。
 2~3階のまちなか図書館は開場前から来館者が長い列をつくった。午前9時には玄関前で浅井由崇市長と種田澪館長が来場者を出迎えた。一番乗りは豊川高校3年の柳瀬侑哉さんと花田創士さん。「8時15分頃に並んだ。館内で会話できる点が特徴的で、楽しみだった」と話した。
 ビル開所式では、ビル関係者や地元松山小学校の小田詠丈さんと林明依さんらがテープカットで祝った。浅井市長は「まちのにぎわいを生む核ができ、水上ビルなど周辺との相乗効果で回遊できるよう、多くの来場者で盛り上げていきたい」と述べた。開発に携わったサーラグループの神野吾郎代表は「多くの人や地域資源が交わり、新たな価値の発信拠点に成長してほしい」と語った。
 また、5階では東三河スタートアップ推進協議会がキックオフイベントを開催。地元の革新的経営者や生産者が農業を生かした起業について討論した。
【加藤広宣】
食と農をテーマにした1階フードエリア
多くの来館者でにぎわう「まちなか図書館」
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