「ええじゃないか」をストリートダンスに

2021/11/30 00:00(公開)
ええじゃないかのストリートダンス練習する児童ら=牟呂小学校で
ええじゃないかのストリートダンス練習する児童ら=牟呂小学校で
 豊橋市立牟呂小学校5年1組の児童30人は、地元の伝統的な踊り「ええじゃないか」をストリートダンスにアレンジした。12月3日に神野ふ頭町のライフポートとよはしでダンス発表する。
 「ええじゃないか」は、1867年頃の江戸時代末期に当時の渥美郡牟呂村(現牟呂町)で伊勢神宮などの札が降ってきたことを契機に民衆が「ええじゃないか、ええじゃないか」などと口にしながら踊って世直しを訴えた騒動。この現象は東海道を媒体として全国へと広がった。
 牟呂小では児童が「ええじゃないか」を題材にした踊りを勉強している。今回、飲料メーカー「ダイドードリンコ」と「日本ストリートダンススタジオ協会」が展開している、地域の伝統的な踊りをダンスに変えて伝承する「踊育(ダンイク)キャリア教育プログラム」から学校に声がかかった。
 日本ストリートダンススタジオ協会がアレンジした「ええじゃないか」の楽曲を提供するとともに、振り付けも指導した。10月ごろから練習を重ね、29日、牟呂小の体育館で報道陣向けにダンスの練習風景が公開された。
 児童はフットタンバリンを右足に付け、曲が流れるとリズミカルに踊りながら足踏みで音を鳴らした。
 続いて、教室で児童30人が記者会見を開いた。全員が順に「ええじゃないか」の説明とストリートダンスを企画した思い、練習で苦労した点などを話した。石川紅奈さんは「当日は30人全員が全力でダンスを頑張ります」と話した。
 発表会は午前10時半~11時15分まで。入場無料。
【林大二朗】
はじめたきっかけを話す児童
はじめたきっかけを話す児童
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