母娘が営むペットメモリアル「リンネ」が評判

　動物が大好きな母と娘が２人で営むペットメモリアル会社「リンネ」（豊橋市大崎町）は、真心を込めた葬儀でペットの供養ができると評判を呼んでいる。
　ペット葬儀店に勤務していた大嶽安奈さん（38）が、母の浅香裕子さん（61）の協力で昨年９月にオープンした。安奈さんは社長、裕子さんは専務を務める。
　社会環境の変化で、ペットが家族の一員となって久しい。その家族を失った時、しっかりと別れができる場所をつくりたいという思いで開業した。温かい雰囲気のセレモニー室で、ペットと家族が最後の時間を過ごす。専用の火葬炉もある。
　セレモニー室は、ペットの写真、好きだったご飯やおやつ、遊び道具、着ていた服などを飾れる。１家族のみの単独利用で、時間は２時間から２時間半。犬、猫のほか、小鳥や爬虫（はちゅう）類も葬儀の対象だ。
　安奈さんは「私たちも経験したペットとの悲しい別れをもとに、女性らしいきめ細やかな目線で、温かく優しい見送りができるよう頑張ります」と話す。
　葬儀は午前９時、午後１時、同５時か６時スタートの３枠がある。料金はハムスターや小鳥などのＳＳは１万４３００円、猫や小型犬のＭは２万９７００円、柴犬やコーギーなどの中型犬のＬＬは４万５１００円。このほかＳ、Ｌがある。午後５時か同６時からの料金は25％増。葬儀社に一任の価格を抑えたコースもある。読経や花などオプションも。税込み。
　無休。問い合わせはリンネ（０５３２・25・２２０４）へ。
【竹下貴信】