125日ぶりコロナ新規陽性者1000人超の県内1036人

　県は13日、１０３６人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再陽性25人を含む。一日の数値が１０００人を超えるのは昨年９月10日の１０３１人以来、１２５日ぶり。大村秀章知事は「驚異的な拡大だ」として、感染防止対策を徹底するよう改めて求めた。

豊橋は62人

　内訳は、豊橋市が62人（再陽性３）、名古屋市が３７５人（同８）、岡崎市が53人（同２）、一宮市が38人、豊田市が43人（同１）、その他が４６５人（同11）。豊橋市は、10歳未満から60代で男性32人、女性30人。18人は感染経路が不明で、20人は幼児教育・保育施設の関係者。前日の発表でも４人が陽性となっており、県が近くクラスター（感染者集団）の認定をする見通し。陽性者のうち軽症は29人で残りは無症状。
　一方、12日に陽性と発表された７２３人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の41人のほかに、豊川市が10～50代の10人、蒲郡市が20～50代の６人、田原市が30代の１人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は１２１・６人、新規陽性者は３２３・６人、入院患者のうち重症者は１・０人、新規陽性者のうちの高齢者は17・７人、陽性率は１・２％。
　12日現在の確保病床入院は１３２人、入院調整は１人、施設入所は５８３人、自宅療養は９４４人。
【山田一晶】