大学入試共通テスト始まる

2022/01/16 00:03(公開)
「密」回避へ空席を「×」印とした試験会場=豊橋技術科学大で
「密」回避へ空席を「×」印とした試験会場=豊橋技術科学大で
 大学入学共通テストが15日、全国の会場で始まった。昨年に続き新型コロナウイルス禍での実施だが、今年はオミクロン株の急拡大で、各会場は厳重な感染防止策を講じた。試験は16日まであり、感染者や体調不良者らの追試は29~30日に実施する。
 大学入試センター試験の後継として昨年から始まった。今回も思考力や判断力、表現力を問う出題となる。志願者数は53万367人、全国の677会場で実施。私立大や短大などを含む864校が利用する。
 東三河では、豊橋市の豊橋技術科学大学(天伯町)と豊橋創造大学(牛川町)、蒲郡市の愛知工科大学(西迫町)の3会場で実施し、計2373人が出願した。
 豊橋技科大会場では午前8時半頃から、家族が運転する車や路線バスに乗った受験生らが次々と到着し、受験票を片手に会場を目指した。初日は午前9時半の「地理歴史、公民」を皮切りに国語と外国語の3教科の試験に臨んだ。16日は理科と数学を実施する。
 会場では、コロナ以前と同じ長机1列に2人が座る配置とした。空席に赤色のテープで「×」印を貼るなどして感染防止に努めた。
 感染などで受験できなかった志願者には追試を実施。さらに追試も受けられない受験生に配慮して、文部科学省は利用大学に個別試験のみの選考や小論文と口頭試問などでの対応を要請した。
【加藤広宣】
試験問題が配られ、緊張感漂う試験会場
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