コロナ新規陽性者 県内2492人、豊橋は134人

　県は24日、２４９２人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再陽性３９人を含む。５日ぶりに３０００人を下回ったが２０００人超は７日連続。通常は低い月曜の数値であるため、大村秀章知事は「驚異的」と述べた。豊橋市は１３４人（再陽性１）で６日連続で１００人超。
　内訳は、名古屋市が１０２３人（同28）、岡崎市が１３４人、一宮市が69人、豊田市が81（同１）、その他が１０５１人（同９）。豊橋市は10歳未満から90歳以上。７人が知人からの、45人が家族からの感染。82人は感染経路不明。軽症が１２７人、無症状が７人。入院する人はなく、宿泊療養施設に入る人が６人で、ほかは自宅療養する。
　一方、23日に陽性と発表された３０５０人の内訳は東三河は豊橋市の１４３人のほかに、豊川市が10歳未満から90代の１９７人、蒲郡市が10歳未満から70代の53人、新城市が10歳未満から60代の９人、田原市が10歳未満から90代の31人、設楽町が30代の１人。豊川市は、一日の数値として豊橋市の記録を上回り、東三河の市町村で過去最多となった。豊川市保健センターは「内容を分析中」と説明した。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は２５９・１人、新規陽性者は２６５８・９人、入院患者のうち重症者は２・１人、新規陽性者のうちの高齢者は１３５・３人、陽性率は14・１％。陽性率者が「危険」になった。
　23日現在の確保病床入院は３５３人、入院調整はゼロ、施設入所は５５５人、自宅療養は１万７０６９人。
【山田一晶】