ジブリパーク 11月に開園

2022/02/02 00:02(公開)
会見する大村知事(いずれも提供)
会見する大村知事(いずれも提供)
県は、長久手市の「愛・地球博記念公園内」に整備している「ジブリパーク」を11月1日に開園すると発表した。スタジオジブリの世界を再現する。「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアを先行オープンし「もののけの里」「魔女の谷」はその1年後の開園を目指す。
 1月27日、大村秀章知事と、スタジオジブリの宮崎吾朗監督、鈴木敏夫プロデューサーらが現地で記者会見した。
 大村知事は「スタジオジブリ作品の世界観を忠実に表現した数多くの美術品やセットがある。来場者は映画の主人公になったような気分でエリア内を楽しめる」と述べた。
 宮崎監督はジブリパークについて「テーマパークを作らないかという提案は、各所からあった。愛知県から良いお話を頂いた。公園内の未利用地を使うのは公園に思い出がある人はたくさんいるから」と説明。その後、工事現場を初公開した。
 「ジブリの大倉庫」は元々温水プールだった施設の大空間を生かし、街のような演出をする。「借りぐらしのアリエッティ」の家族が暮らす家や「天空の城ラピュタ」の廃墟となったラピュタの庭園を再現する。「どんどこ森」は「となりのトトロ」の「サツキとメイの家」を中心とした昭和の田園景観をイメージしたという。
 入園は日時指定の事前予約制になる予定。料金については検討中としている。
 ジブリパークは約7100平方㍍。県、スタジオジブリ、中日新聞社が整備、運営する。
(後藤康之)
ジブリの大倉庫を案内する宮崎監督
ジブリの大倉庫を案内する宮崎監督
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