県立豊橋南高校の生活デザイン科フードデザインコース3年生23人が、卒業制作の一環で豪華なランチボックスを作った。2~4日に保護者や教諭、後輩、ファッションコースの同級生などに販売した。
例年、ビュッフェパーティーとして学んだ知識や技術を生かし、コース料理を作り、振る舞っている。昨年に引き続き、新型コロナウイルス対策で持ち帰りのランチボックスになった。
今年度のランチボックスは「daiquiri(ダイキリ)」と名付けた。カクテル言葉は「希望」で「それぞれの個性を生かせるように」と願いを込めた。
メニューは主菜が彩り野菜のポークロールとサーモンのアンクルート、副菜が小松菜のチーズクリームニョッキほか7種、スープがビーツのルビースープ、主食がパン3種といなりずし2種、デザートが抹茶のオペラほか2種。土産として焼き菓子11種のセットも付いている。
昨年11月頃からメニューづくりがはじまり、試作を繰り返して味や彩りなど全体のバランスを整えた。チームリーダーの山口桜さんは「最初に考えたメニューではうまくいかず、変更した部分もある」と苦労を語った。弁当形式になったことで、汁気を抑えるレシピに変更するなど工夫もあったという。
3年間の学びを振り返って、フードデザインコース生は「けがをしてしまうぐらい苦手だった包丁さばきが上手になった。料理のレパートリーが増え、レシピを見て手順がすぐに思い浮かぶようになった」などと語る。
ランチボックスを完食したファッションコースの生徒は「サーモンのアンクルートは甘いパイ生地の中にサーモンとクリームソースが入っていて絶品でした」とレシピの工夫を称えた。
【岸侑輝】