来月プラットでミュージカル公演

　「ＡＭＳ　アマノミュージカルスタジオ」主催のミュージカルショー＆リーディングドラマ「ノートルダム・ド・パリ」が、４月16～17日、豊橋市の「穂の国芸術劇場プラット」主ホールで開かれる。東愛知新聞社など後援。本番を前に、ＡＭＳ代表で舞台統括を務めるミュージカル俳優の天野陽一さん、事務局で舞台の構成にも携わる布藤聡子さんが東愛知新聞社で意気込みを語った。
　天野さんとＡＭＳのレッスン生約30人、一般のクワイヤ（合唱隊）約30人が出演する。１幕ではミュージカルショーとしてミュージカルナンバーや歌謡曲など９曲をソロやデュエット、寸劇などで披露する。天野さんも「ボヘミアン・ラプソディ」を日本語で歌い上げる。
　２幕ではユゴーの原作に基づいたオリジナルの「ノートルダム・ド・パリ」を上演。ディズニーナンバーを使い、こだわりの舞台装置で幅広い世代が楽しめる舞台に仕上げる。差別や人間の本質についてを見る人に考えさせる内容で「社会分断の時代。貧富や美醜、権威の有無などの対比を描く。作品が戦争などを考えるきっかけになれば」と天野さん。
　開演は両日とも午後１時からと同５時から（総入れ替え制）。１階指定席４０００円、２階自由席３０００円。問い合わせは布藤さん（０９０・７４３５・０８６３）へ。
【田中博子】