東三河に本社のある企業も1日、入社式などを開いた。スーツ姿の新人たちが、社会人としての第一歩を踏み出した。
蒲郡信金
蒲郡信用金庫は、本店コミュニティホールで入庫式を開き、42人が入庫した。
竹田知史理事長は「ロシア・ウクライナ情勢の影響で世界経済情勢が不安定となっている。新型コロナウイルスもまだ油断できず、地元経済も大きな影響を受ける。こんな時にこそ地域の皆さんのために働くという気概と、社会人としての自覚、責任感をしっかり持ってください」と激励した。
新人を代表して金子大起さんが「創業理念の『愛郷の心』『堅実経営』を胸に、地域社会の発展のために全力を尽くします」と誓いの言葉を述べた。
新人は20日まで研修を受け、基礎知識を学び技能習得する。各営業店へ配属後も班別研修を受けスキルアップを図る。
豊橋信金
豊橋信用金庫は、豊橋市岩田町の研修会館で辞令交付式を開き、26人(男性12人、女性14人)が入庫した。
山口進理事長は「豊橋信用金庫の看板、信用を背負って仕事をします。私生活でも高い倫理観を持ち節度を持った行動で、地域の皆さんや職員、家族から信用され、頼られ、愛される人になってください」と呼びかけた。
「昨年は創立100周年を迎えました。101年目の新たなスタートの年に入庫される皆さんは、新しい金庫を担っていく人材です。これからの活躍を期待しています」と述べた。
新入職は15日までの日程で研修を受け、職員としての心構え、信用金庫の業務の概要、必要な知識を学ぶ。
豊川信金
豊川信用金庫は、研修センターで入庫式を開き、32人が入庫した。
真田光彦理事長は「地域貢献活動などを通して、地域との信頼関係を築いてください。社会人としてチャレンジスピリッツを持ち続け、わずかでもいいので成長を毎日体感できるように過ごしてください。お客さまから信頼される人格、能力を磨き、一人前の金融のプロになってください」とエールを送った。
新入社員の代表は「失敗を恐れず何事にも積極的に挑み、新たな道を切り開いていきます。初心を忘れずに業務に励み、お客様の期待に応えることができる職員となるよう努めます」と決意した。
【竹下貴信】