県内のコロナ新規陽性者3000人 豊橋は109人

　県は10日、３０００人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。３０００人台は４月13日の３４３０人以来、27日ぶり。大村秀章知事は「大型連休中の人出が感染状況にどのように影響するか注視したい」と述べた。豊橋市は１０９人だった。
　３０００人の内訳は名古屋市が１０４６人、岡崎市が１４９人、一宮市が１５６人、豊田市が１２０人、その他が１４２０人となっている。
　昨年12月28日に始まる第６波で陽性となった70代以上の累計は２万７４７４人で７・０％（第５波は３・５％）、重症・中等症の割合は１・４％。第５波は５・０％だった。
　一方、９日に陽性と発表された１２０９人の内訳は、東三河は豊橋市の41人のほかに、豊川市が14人、蒲郡市が16人、新城市が２人、田原市が４人、設楽町が１人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は３８２・４人、新規陽性者は１５８７・６人、入院患者のうち重症者は９・９人、新規陽性者のうちの高齢者は79・７人、陽性率は36・６％。高齢者がこの数日で急増している。
　９日現在の確保病床入院は３７１人、入院調整はゼロ、施設入所は４３４人、自宅療養は１万４６６２人。
【山田一晶】