新城・海老須山の池でモリアオガエル産卵

2022/05/15 00:00(公開)
産卵するモリアオガエル=新城市海老須山で13日
産卵するモリアオガエル=新城市海老須山で13日
 新城市海老須山の池で、モリアオガエルが繁殖期を迎えた。葉に包まれるように、白い泡状の卵塊がぶら下がる姿が見られる。
 2010年に市を代表する生物として「新城市のカエル」に制定された。県の準絶滅危惧種になっている。
 ここは標高400㍍。地元自治会が旧農業池を「モリアオガエルの池」と名付けた。毎年、池の周囲にあるモミジや杉の枝に産卵するためだ。近くに住む夏目保夫さんよると、今月1日に2個の卵塊を見つけ、13日には13個に増えていた。撮影した卵塊の上部にはモリアオガエルが数匹おり、産卵中だった。
 市鳳来寺山自然科学博物館の加藤貞亨館長によると、カエルは卵塊の中に350~700個の卵を産む。泡の中でふ化してオタマジャクシとなってから、水面や地面に落ちて成長する。
【安藤聡】
モミジの枝にある卵塊
モミジの枝にある卵塊
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