蒲郡市竹島町の竹島水族館に隣接する土産店「趣味のおみやげ みむら」が5月31日、約60年の歴史に幕を下ろした。店主の三村美千子さん(86)は「90歳までやれると思っていた。今後は少しでも大好きな蒲郡で余生を過ごしたい」と話した。
三村さんは旧蒲郡ホテル(現蒲郡クラシックホテル)の支配人三村三時氏と妻クニさんとの次女だ。この建物は1962年に水族館横に建てられた。2階は健康ランドだった。管理者が1階に6店舗を募集。「趣味のおみやげ みむら」は20近くの応募の中から選ばれ、63年4月に開業した。
三村さんは初代店主のクニさんの仕事を手伝っていた。当時は竹島付近は大衆レジャー施設として観光バスに乗り、多くの観光客が来たという。
そして、クニさんが亡くなった81年から店を引き継いだ。三村さんは、ぬいぐるみなどのおもちゃを店頭に並べた。水族館に来た子どもが店に立ち寄った際、喜んだという。そして約60年にわたり竹島などに訪れた人を出迎えてきた。閉店は、施設の老朽化で解体されることになったため。
最終日の31日、閉店を知った多くの人が訪れ、三村さんと話しながら商品を買い、店じまいをを惜しんだ。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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