「紫金山(しきんざん)・アトラス彗星」が地球に接近し、観察できる状態になっている。豊橋市魚町の田辺正典さんが15日午後6時頃、撮影に成功した。
彗星は昨年、中国の紫金山天文台と南アフリカのアトラス望遠鏡が発見した。国内では12日頃から西の空の低い位置に見えており、16日頃から見やすい高さに移動している。望遠鏡や双眼鏡があれば10月末まで見えるという。彗星が日本などの北半球から肉眼で見えるのは、1997年のヘール・ボップ彗星以来27年ぶり。
田辺さんは小学生の頃から星を見るのが好きで、今も年に数回、海や山に出かけて天の川の星雲などを撮影している。今回も天文雑誌で彗星のことを知り、自宅などから一眼レフカメラで撮影に挑戦した。「肉眼ではっきり見えるほどではなかったのは残念だが、尾も発達していて、久しぶりに彗星らしいものを見られた」と喜んだ。
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1988年生まれ。三重県津市出身。
地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
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