豊橋二川小が創立150周年記念式典

　豊橋市立二川小学校で25日、創立１５０周年の記念式典があった。地域の教育関係者や歴代校長、学校ボランティアが集い、学校の節目を祝った。式典には６年生67人も参加した。
　記念事業実行委員会の長谷川充司委員長は、関係者の協力に謝辞を述べた。感謝状の贈呈があり、記念事業の高額寄付者としてＰＴＡやまちづくり協議会、豊橋信用金庫など６者と、学校ボランティアとして「岩屋緑地に親しむ会」「二川子ども見まもり隊」など４者に長谷川委員長と野口正芳校長から賞状が贈られた。
　浅井由崇市長は「市の小学校教育、地域の要でもある。全力で子どもたちを育んできたたまもの」と語った。根本幸典衆院議員は、１５０年の歴史の重みと価値、それを紡いできた人々をたたえた。
　野口校長は「子どもたちにたくましく、幸せに生きてほしい」と今後もより良い教育に力を注ぐと語った。長谷川委員長から野口校長へ新校旗の贈呈もあった。
　児童代表の福井ゆいさん（６年）は「この節目に最高学年であることの喜びと責任を感じる。伝統を引き継ぎ、卒業したことを自慢に思える温かい学校にしていきたい」と話した。
【岸侑輝】