あすまで豊橋市公会堂で小市民寄席

2022/07/03 00:00(公開)
オープニングの太神楽=豊橋市公会堂で
オープニングの太神楽=豊橋市公会堂で
 夏恒例の「第42回豊橋小市民寄席」が2日、豊橋市公会堂で始まった。3日もある。「豊橋落語天狗連」主催。初日はほぼ満席となる500人が訪れ、大きな笑い声が響いた。
 新型コロナウイルス禍で昨年はあまり宣伝しなかった。このため、この日のトリを務めた髪家三代さんによると「2年ぶりですね」と言いながら前売り券を買いに来る人がいたという。
 豊橋落語天狗連は、医者、デザイナー、料理人、会社員、年金生活者らでつくる。「天狗連」はアマチュアの芸人たちを指し、全国各地にあるが、この規模の寄席は全国的にも珍しいという。
 この日は巧みな口上とともに、皿回しや和傘の上で物を回す伝統演芸、太神楽で幕開け。その後、鶴橋減滅渡、微笑亭さん太、成田屋紫蝶らの天狗連のベテランによる落語や歌謡ショーで仲入りとなった。
 後半は名物のコント「天狗連総出演」。総勢21人が舞台の上から観客を笑わせた。その後も寄せ踊りと落語が続き、観客は笑いたっぷりの2時間半を楽しんだ。
 3日はまだ空きがあるが、コロナ対策で当日券販売はしない。入場券は小林理容館(豊橋市新本町、0532・53・2710)で。【山田一晶】
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