終戦記念日に「平和を誓い合うつどい」

2022/08/16 00:00(公開)
平和の塔前で平和を誓う参加者=向山緑地で
平和の塔前で平和を誓う参加者=向山緑地で
 豊橋市内の市民団体でつくる「平和都市をめざそう豊橋市民展実行委員会」は15日、向山町の向山緑地で終戦記念日にちなみ「平和を誓い合うつどい」を開いた。太平洋戦争と豊橋空襲などの犠牲者を悼み、戦争のない平和な社会へ誓いを新たにした。
 実行委は豊橋空襲を語り継ぐ会などの市民団体からなり、約40人が平和の塔の前に集まった。
 この日は「語り継ぐ会」の安間慎さんが、平和主義と憲法9条こそ戦争や核兵器の非人道性を世論にすべきというテーマでスピーチした。
 安間さんは「国会では防衛費をGDPの2%まで広げる議論が持ち上がっているが無意味だ。戦争非体験者が増え、語り継ぐことがさらに重要になる」と訴えた。
 実行委長の小南五郎さん(78)は「東アジアで紛争が起これば日本も戦場になりかねない。戦争の悲惨さを追体験して語り継ぐことこそ、軍事力による解決を避ける力となりうる」と語った。
 参加者は花園町の東本願寺豊橋別院で、77年前に玉音放送が流れた正午に合わせ、戦争犠牲者を悼んで鐘をついた。
【加藤広宣】
戦争犠牲者を悼んで鐘をつく参加者=東本願寺豊橋別院で
戦争犠牲者を悼んで鐘をつく参加者=東本願寺豊橋別院で
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