豊川の「快眠館」 睡眠相談所を開設

　寝具店「快眠館」（豊川市大木町）は、店舗内に「睡眠相談所」を開設した。眠りに関する悩みを聞き、解決法を伝える。
　日本人は世界で最も睡眠時間が短く、睡眠不足に悩む人が多い。一方で適切な眠りのあり方は一人ひとり違い、インターネットや雑誌、書籍の知識だけでは正しい対策を取るのは困難だ。それぞれの体質、生活リズムなどを聞き、オーダーメードの解決法を伝える。
　相談を担当するのは、店主の田中邦幸さんと妻で副店長の言羽さん。ともに睡眠健康指導士上級など、さまざまな眠りに関する資格を取得している。さらに学会に積極的に参加し、最新の情報を学んでいる。
　なかなか眠れない、すっきりと起きられない、何度も目が覚める、日中に眠たいなどの症状がある人をはじめ、夜泣きする赤ちゃん、朝になかなか起きられない子どもなどの相談を受ける。睡眠を通し、社員の健康維持や生産性向上を目指す企業にも対応する。
　相談は、初回１時間、２回目以降は30分。初回は体の形、腰のカーブなどの測定をして、カウンセリングする。そのうえで日中の過ごし方などをアドバイスする。２回目以降は経過観察で、状況に合わせたプログラムを提案する。寝具の勧誘はしない。
　田中さんは「日常生活の改善で睡眠の質を上げられる。気軽に相談してください」と話す。初回は３３００円、２回目以降は１１００円（税込み）。午前10時～午後６時、火曜、水曜定休。予約制。予約は快眠館（０５３３・93・２９２１）かホームページ＝ＱＲコード＝で。
【竹下貴信】