豊川で華友会小品展

2022/09/06 00:00(公開)
展示を紹介する廣田会長、寺田華徑さん、下坂靜華さんら=わたなべ珈琲店で
展示を紹介する廣田会長、寺田華徑さん、下坂靜華さんら=わたなべ珈琲店で
 豊川市小田渕町の「わたなべ珈琲店」で「第5回華友会小品展」が開かれている。会員の新作、近作や特別出品作など計30点を展示した。12日まで。
 1965年に地元書家の故大澤華空氏が創設、故大澤華香氏が引き継ぎ2017年に活動を終えた書道団体「華墨会」が前身。会の志を継ごうと有志が立ち上げ、廣田華朋会長ら7人が月1回、豊橋市牛川校区市民館で研さんに励む。
 太字でしたためた「信」「靜」「光」「人」などの一字書や、母の詠んだ句や芭蕉句を書いたもの、好きな花「ひまわり」の書にヒマワリの花を添えた色紙、昔の遊びを並べて書いた作品、篆刻作品などを額や軸で発表。いずれもベテランによる、力強く味わい深い作品ばかり。最近発見された80年以上前の大澤華空氏の軸をはじめ、大澤華香氏、昨年末亡くなった相談役の大木雅人氏の遺作なども並ぶ。
 「アットホームな雰囲気で家族みたいな会。先生の残してくれたものを大切に、楽しみながら自分たちの字を書き続けていきたい」と出品者らは話す。【田中博子】
 出品した会員は次の皆さん。(敬称略)
 廣田華朋、岩田華園、寺田華徑、下坂靜華、中神勝利、川合福瑞、内田貴博
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