「のりこうじタイム」で高齢者いきいき

2022/09/16 00:00(公開)
「のりこうじタイム」ではマスターの蔵地さんが来館者を出迎える=東陵地区市民館で(提供)
「のりこうじタイム」ではマスターの蔵地さんが来館者を出迎える=東陵地区市民館で(提供)
豊橋の東陵地区市民館利用促進へ

 豊橋市牛川町乗小路の東陵地区市民館で、住民の利用促進を図る「のりこうじタイム」と呼ばれる取り組みが浸透しつつある。館長の蔵地宏美さんがマスターとなり、お茶を飲みながら交流を楽しむ趣向。蔵地さんは「市民館への理解を広げ、活動的なお年寄りが増えれば」と話す。
 自宅にこもりがちな高齢者が気軽に利用できるよう、きっかけづくりのため7月に始めた。毎週金曜午前10時から正午まで開き、お茶代50円で自由に参加できる。
 蔵地さんがコーヒーなどの飲み物を提供する。市民館の利用方法から館内イベントの案内、来館者同士の雑談などで気軽に過ごせる。
 自治会や民生委員など地域の団体を通じて参加を呼び掛け、開始2カ月余で毎週平均10人が訪れているという。
 また、市民館の機能を知ってもらおうと「YouTube」動画=QRコード=を「のうりこうじタイム」でも上映している。利用者のサークルなどは50近くあり、図書室や健康器具などの充実に努めている点を紹介している。
 蔵地さんは「夜9時まで開館していることなどを知らない人も多い。新たな出会いや楽しみが詰まった宝の山。幅広い住民に使ってほしい」と来館を呼び掛ける。
【加藤広宣】
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