田原署など交通安全出発式とダンプパレード

　田原署と田原ダンプカー等交通安全協力会は20日、秋の交通安全運動（21～30日）の出発式と交通安全ダンプカーパレードを白谷海浜公園で開いた。白バイ１台、パトカー１台のほか、地元企業からダンプカー４台、市から青色防犯パトロールカー２台が参加した。
　三浦昇署長が、毎年の運動参加への謝辞と訓示を述べた。この時期は夕暮れ時の事故が増加していること、県道２号豊橋渥美線での事故は速度の出し過ぎや前方不注意による正面衝突や単独事故が起きていることから、「大型車を運転する皆さまには速度を守るペースカーとしての役目もお願いしたい」と話した。
　訓示後は交通安全運動の幕を付けたダンプカーが白バイを先頭に出発。豊橋渥美線を豊島町の市中央公園まで走り、ドライバーや歩行者に交通安全を啓発した。
　交通安全運動の期間中、高齢者の交通事故防止を基本に、夕暮れ時と夜間の歩行中、自転車乗用中の交通事故防止▽反射材用品等着用の推進▽全座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用徹底▽飲酒運転の根絶―を重点項目として、往来の激しい交差点などで監視や啓発運動がある。
【岸侑輝】