豊橋市大手町の西光寺で2日、縁起物を買って来年の幸運を願う年末の風物詩「三河酉の市」が始まった。3日も午後3時からある。
三河酉の市は、1909年に地元の商店街と西光寺が協力して始まり、三河地区唯一の酉の市として親しまれている。3年前からより多くの人に訪れてもらおうと、開催日を12月最初の金、土曜日に変更した。
今回も昨年同様に、新型コロナウイルスの感染対策として本堂のご祈祷は一方通行にした一方、コロナ禍前に開いていた子ども向け熊手ゲームを今年は復活させた。
この日、境内には長さが約2㍍もある大きな熊手をはじめ、ダルマや宝船などを販売する露店が並んだ。平日にも関わらず、多くの参拝客が訪れ、商売繁盛や開運祈願、家内安全などを願って買い求めた。また、チンドン屋が境内を練り歩くなどして、雰囲気を盛り上げた。
自営業を営む息子のためにと熊手を購入した豊橋市の無職女性(80)は「今までより、景気が良くなればと思い買いました」と笑顔で話した。
【林大二朗】