豊橋、福島両市がパートナーシティ協定

2023/02/10 00:02(公開)
特産品を交換する浅井市長と木幡市長=豊橋市役所で
 豊橋市は9日、NHK連続テレビ小説「エール」が縁で交流を深めた福島市とのパートナーシティ協定を結んだ。豊橋市役所で調印式があり、浅井由崇市長と福島市の木幡浩市長が協定書を交わした。
 この日はドラマ主人公のモデルとなった古関裕而さん、金子さん夫妻の入籍日。両市議会議長や商工会議所会頭、観光団体の代表が立ち会った。
 協定は文化や教育、産業、防災での連携をうたった。児童生徒の交流や特産品の販路開拓などのほか、職員の相互派遣なども検討する。
 両市は2014年のドラマ誘致活動を機に商工会議所青年部などの交流が始まった。小学生のオンライン交流や観光物産展が先行している。
 豊橋市のパートナーシティは海外に4市あり、福島市は国内初。
 浅井市長は「600㌔隔てた両市の心の距離がぐっと縮まった。ともに未来へ向けて前進したい」と語った。木幡市長は「互いのいいところを生かし、古関メロディーを織りなすようないい関係でありたい」と期待した。
 調印後は庁舎1階でセレモニーを開き、記念品を交換。豊橋市からは両市章をあしらった帆前掛けを、福島市は古関夫妻になぞらえた「夫婦こけし」を贈った。

カルミアでは福島物産展開幕

 豊橋駅ビル「カルミア」ではこの日、両市の協定締結を記念して「福島物産展」が始まった。自由連絡通路側と「ヤマヤス」に特産品販売コーナーを設けた。12日までの午前10時~午後7時。
 「薄皮饅頭」「いか人参」や地酒などのほか、ご当地「ポテトチップス」などが並ぶ。いか人参などを製造販売する「藤森食品」は、豊橋のヤマサちくわと商品化した「いか人参揚」も販売する。藤森洋紀専務は「エールが縁の交流で絆が深まってくるのを感じる」と話した。
【加藤広宣】
福島の特産品をPRする物産展関係者
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