輸送機器部品製造「武蔵精密工業」は、タイの二輪EVメーカー「STROM」向けに自社製EV駆動ユニットを提供することで基本合意に達したと発表した。アフリカやインドに続く現地企業との提携で、製造や販売時期は未定という。
STROM社が取り組む二輪EVの新車両開発で協業する。EVに求められる小型で軽量性や静粛性に優れ、減速ユニットとトルク性に優れたモーターを一体化したEV用の駆動ユニットを搭載する。製造や販売などの時期は未定。
同社は二輪車EV向けの足回り組み立て部品で世界シェア30%を占めるトップ企業。すでにアフリカやインドでは同様の協業が進んでおり、9月からケニアで販売を始めるという。
バンコク市で21日に開かれた国際モーターショーの会場で、大塚智久常務執行役員が基本合意書を交わした。武蔵精密はアジアやアフリカ地域をはじめ世界で二輪EVの普及を進め、カーボンニュートラルや人と環境の調和する社会の実現に貢献したいとしている。
【加藤広宣】