スマートIC周辺の振興策 新城市が8事業案まとめる

2023/04/14 00:02(公開)
新城市が検討するIC周辺の検討範囲(赤色部分)
 新城と豊橋の市境に2026年度開通予定の東名高速道路「豊橋・新城スマートインターチェンジ(IC)」について、新城市は、周辺の振興策の内部検討を続けている。2022年度は工業や商業、農業、観光の各分野で八つの事業案をまとめた。今年度は市民アンケートで意見を求める計画だ。

 スマートICは豊橋市境の高速バス「豊橋北バス停」付近に建設され、上りランプウエーは新城市側に設ける予定だ。完成すればETC車載器を搭載した車が利用できる。
 昨年6月から建設部を中心に若手職員計13人がメンバーのプロジェクトチームで検討した。「新たな玄関口として産業、観光拠点の形成」を目標に、ICから東約2㌔圏内の富岡地区をエリアに考えた。企業団地開発▽大型商業施設誘致▽スーパー銭湯誘致建設▽農産物直売所建設▽古民家レストラン開設▽地場産品開発▽斬新なデザインのモニュメント設置▽大原調整池周辺のレジャー整備-の8事業案をまとめた。
 市は今年度、メンバーに課長級職員を加えて検討を続ける。6月からは市民アンケート、今年度内には商業などのマーケティング調査も考える。
 IC周辺の住民でつくる「八名地域協議会」からは今年2月に、八名中学校区での産業活性化と定住人口確保、観光客誘致を求める内容の振興策が提出された。
 市は地域協議会の意見も参考に検討を進める。
【安藤聡】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 住まいLOVE不動産 藤城建設 光生会 虹の森 さわらび会 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国