「だも豊」著者の佐野さんと吉良さんがトーク 豊橋「豊川堂本店」で「だもおしゃ」

2024/10/29 06:00(公開)
ゲストの吉良さん=豊川堂本店で

 豊橋市呉服町の「豊川堂本店」で27日、ともに市内出身で漫画家の佐野妙さんと吉良さゆりさんによるトークライブ「だもおしゃ」が開かれた。約50人のファンが2人の軽快な地元トークや作品の裏話に聞き入った。

 

 「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん!」を連載中の佐野さんが、豊橋にゆかりのある人々とトークを繰り広げる企画。5回目の今回は吉良さんが相手で、現役巫女(みこ)が描く漫画「みこどもえ」が竹書房四コマ王大賞を受賞し、注目を浴びている。

 

 2人は作品を見せながら、神社や信仰の豆知識などを披露した。神様へのお供え物をいただく「撤饌(てっせん)」について「祭りのときはマンゴーやドリアンなどおしゃれな果物が来る」と話すと驚きの声が上がった。「海外伝来や新しい果物はあまり適切ではない」と解説したうえで「個人的には完熟アボカドが来るとテンションが上がる」と言って笑わせた。

 

 昨今の御朱印ブームについて佐野さんが「御朱印を集めることが目的になっている人もいる」と言うと、「とても安価で集めやすく良い趣味なのはわかるけど、信仰のものなのでね」と複雑な表情を見せた。

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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