日本サッカー協会（ＪＦＡ）と象印マホービンは30日、蒲郡市立塩津小学校で５年生対象の出前授業「夢の教室」を開いた。講師はＪリーグのジュビロ磐田などでプレーした河村崇大さん。
　ＪＦＡは２００６年、子どもの心身の成長に貢献するため「こころのプロジェクト」を立ち上げた。全国の小学校にスポーツ選手を派遣し、夢に向かって努力する大切さを伝える「夢の教室」を続けている。象印は13年から、活動に賛同して支援企業となっている。
　今年は「ＺＯＪＩＲＵＳＨＩユメセンサーキット２０２３」として、塩津小を含む全国８カ所の学校が選ばれた。この日、河村さんは、児童と一緒に体育館で体を使った創作ゲームを楽しんだ。
　その後、サッカー選手になったきっかけを語った。「今、得意なことを持っているなら、今後も大切にしてほしい。それが、その先の夢につながるかもしれない」などと話した。
　事務局を務める仙田美穂子さんは「今回の授業を通して、夢を持つことの大切さを感じてほしい」と述べた。
　また、29日にも同様の教室を開き、元フットサル選手の小宮山友祐さんが講師を務めた。
【林大二朗】