新しい城を意味する都市の人々が交流する「ニューキャッスルミュージックフェス　ジョイ・ジョイントコンサート」が３日、新城文化会館であった。市ほうらい吹奏楽団にドイツのノイブルク・アン・デア・ドナウで音楽活動をするマルクス・ハニンガーさんが加わって演奏した。
　１９９８年10月に新城市であった「ニューキャッスル・アライアンス会議」の閉会式に参加したノイブルグ音楽学校教師のハニンガーさんと、村田真弓さんが交流を続けており、今回の演奏会に招待した。
　ハニンガーさんはクラリネット奏者として「コンチェルティーノ」（ウェーバー）など２曲に参加し、モニュメント（シャルナグル）など３曲の指揮をした。妻と長女、次男も加わって団員と一緒に「愛するデューク」（スティービー・ワンダー）を演奏した。
　８月26日に家族で来日、小中学生と交流し、鳳来寺山を散策した。「素晴らしい歓待に感謝します」とあいさつした。
　会場では「世界のニューキャッスル展」も開かれた。15カ国17都市が加盟して２年に１度国際会議を続けている。過去の会議や市民の交流の写真20点を展示した。今年10月にチェコとスロバキアで国際会議が開かれる。
【安藤聡】