豊川市長選で竹本氏再選果たす

2023/10/02 00:02(公開)
当選した竹本氏=豊川市桜木通の事務所で
 任期満了に伴う豊川市長選は1日投開票され、現職で無所属の竹本幸夫氏(69)=自民、公明、連合愛知推薦=が、新人で元高校教諭の無所属の中村優子氏(75)=共産推薦=を破り、再選を果たした。
 同市桜木通の事務所に当選の知らせが届くと、集まった支援者らから拍手が起こった。竹本氏は「皆さんの支援のおかげです。豊川市の発展のためにこれからも頑張っていきます」などと述べた。
 選挙戦で竹本氏は、「イオンモール豊川がオープンし3000人の雇用が新たに生まれた」と4年間の実績を伝えたほか、工業団地を新たに作り雇用を生み出して毎年1000人の社会増▽子育て支援として高校3年生世代までの通院医療費や保育園・幼稚園の給食費無償化▽健全財政を維持するため合併推進債を活用した市役所新本庁舎建て替え整備-などの実現を訴えてきた。
 一方で中村氏は、「竹本氏が進めようとしている六つの大型建設事業を見直し、その予算を子どもたちのために使う。試算では六つの建設事業をするために約370億円かかり、2028年度には緊縮財政に追い込まれる」とし、「市民の暮らしを守るためにも昭和型の竹本市政を止める」と訴えてきた。一定の支持は得たものの及ばなかった。
 当日有権者数は14万8798人。投票率は29・14%で過去最低だった前回の33・00%を下回った。
【竹下貴信】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

蒲郡信用金庫 藤城建設 住まいLOVE不動産 さわらび会 光生会 虹の森 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国