任期満了に伴う蒲郡市長選(8日投開票)で立候補しているのは、届け出順に、現職で再選を目指す鈴木寿明氏(61)と語学教室経営の新人壁谷喜八郎氏(70)。候補者の横顔を紹介する。
【林大二朗】
■鈴木寿明 候補 61(無現)
一丸で医療発展や育児支援
2019年に初当選した。まず、市民や市内事業者、職員と一緒になってまちづくりしたいと思い、シティセールス推進室を立ち上げた。「これをきっかけに、プロモーション活動以外の教育や福祉などのさまざまな場面で官民が一体となり、まちづくりをすることができた」と話す。
再選を目指すにあたり「ONE FOR ALL FOR ONE」と題し、七つの方針と100の政策を提案する。特に訴えていくことは、市民病院の災害拠点病院指定や医療ツーリズムの発展▽これまで4年間の子育て支援に加え、さらにきめ細かく切れ目のない子どもファースト政策として、公共施設の再編や体育館に空調整備の設置などに取り組む▽竹島一帯の「東港地区」開発やリーディングプロジェクトを進め、まちのにぎわい創出につなげる-としている。
日頃からウオーキングをしている。ストレスを感じない性格。
■壁谷喜八郎 候補 70(無新)
観光のまち再生などに意欲
「前回の選挙後、鈴木さんの行動力や若さに期待していた」と話す。
一方、新型コロナウイルス禍以降の危機管理やシティセールス政策、西浦と形原温泉にある旅館の一部が経営破綻するなどの事態を疑問視。観光、危機管理について、鈴木市政に不安を抱いたことから、自分なりの行動を起こそうと出馬を決断した。
選挙では、「観光のまち蒲郡」の豊かな自然を生かした観光や、マリンレジャーを中心とした経済の活性化策▽南海トラフのような巨大地震に対応できるようにするため、関係機関と連携しながらの防災力強化策▽市民が希望している児童クラブの対応ができていないとして、児童クラブの対応の充実や職員の育成などによる子育て支援の強化策-に取り組むと訴えている。
趣味はギターと写真。大学の時に少林寺拳法を習い、精神的な面を鍛えたと話す。