新城で富永神社例大祭

2023/10/09 00:00(公開)
みこしを担いで声を上げる女性たち=新城市の中央通りで
 新城市の富永神社例大祭が6~8日、市中心街であった。女性たちによるみこし行列があったほか、境内の能舞台で祭礼能などが奉納された。新型コロナウイルス禍で中止していた催事を再開した。
 8日は中央通りを通行止めにして午前9時半頃から、女性たちのみこし行列が始まった。氏子各地区の女性が水色や桃色など地区ごとに色分けされた法被を着こてみこしを担いだ。神社へ通じる町並交差点ではリズムに合わせてみこしを上下させて威勢良く声を上げた。
 午後は雨の中、男衆による大筒の「やぐら」の練り込みが、夕方には神社境内で手筒花火の奉納があった。

祭礼能を披露

 6日は能楽殿で祭礼能が披露された。新城での能楽は1576年に奥平信昌が新城城を築き、翌年に落成を祝って披露されたのが始まりとされる。神社では1736年から氏子が奉納し、翌年から狂言も加わったと伝わる。1958年に市無形文化財に指定された。
 新城狂言同好会が「口真似」と「二文酒」「六地蔵」を、能は新城能楽社が「六浦」と「高砂」を披露した。地元の小学生も舞台に上がって華麗に舞った。
【安藤聡】
披露された狂言「二文酒」=新城市の富永神社で
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