東三河唯一のドッジボールチーム「ＧＲＥＡＴバンビーニ」が、26日にバンテリンドームナゴヤで開かれる「ドームドッジ２０２３」に挑戦する。
　チームは２０００年に渡辺敏子さんらが立ち上げた。現在は、豊橋、豊川、新城などから集まった小学生16人で活動する。「楽しんでドッジボールをやる」をモットーに先輩も交え、豊川市立御津北部小学校で汗を流している。
　パス練習や紅白戦などを通し、「投げる」「捕る」「逃げる」の基本動作を身につける。ルールは、投げるときに線を踏んでいけない▽ボールを取って５秒以内に投げる▽パスは４回まで―など細かく決まっているため、実戦を通して学ぶ。
　渡辺実那子監督は「どうしたら強くなれるかを自分たちで考えるよう教えている。自分の思いを伝えたり、仲間と高め合ったりすることは、最初は難しいが、ドッジボールでその大切さに気づいてほしい」と話した。
　出場する「小学生高学年ファイター」には、55チームが出場する。13ブロックに分かれての予選があり各ブロック上位２チームが決勝トーナメントへ進出する。18日に西尾市内であった大会は、２勝２敗と予選敗退だったが、優勝チームを破るなどしており波に乗っている。
　大舞台に向けて、渡辺監督は「とにかく楽しんで。一生の思い出にしてほしい」と話した。御津南部小６年の加藤春大さんは「一対一になったとき、相手を当てられるように頑張りたい」と意気込みを語った。
　「ＧＲＥＡＴバンビーニ」は、メンバー募集中。問い合わせはインスタグラム＝ＱＲコード＝へ。
【北川壱暉】