豊橋技術科学大学と東三河県庁は14日、産学官連携の強化などを盛り込んだ協定を結んだ。大学であった調印式で、寺嶋一彦学長と東三河担当の江口幸雄副知事が協定文書を交わした。
協定では地元企業と大学の連携をはじめ、学生の地元企業への就職を支援し、東三河の高校との連携を促すなど産学官それぞれの人材確保や育成に関する内容を盛り込んだ。
県はスタートアップ育成拠点「ステーションAi」など産業振興策へ積極的に取り組む中、企業との共同研究が盛んな豊橋技科大が持つ人的・知的資産を施策に生かしたい考えだ。大学側も県立高校との連携や、就職支援など人材確保と育成などの成果を見込む。
寺嶋学長は「産業創出で地域貢献を図るのが技科大の存在意義だ。中小企業向けの留学生採用セミナーなど、魅力的な県の事業もさらに生かしたい」と期待した。
江口副知事は「東三河ビジョン会議など多くの施策で連携している。実践的で有意義な研究を地域課題の解決に生かしたい」と述べた。
【加藤広宣】