豊橋羽根井小
オペラのテノール歌手で豊橋市在住の岡田尚之さんが21日、市立羽根井小学校であった芸術鑑賞会で歌声を披露した。オペラで歌われる曲目やクリスマスソングなど迫力ある歌唱力に児童ら約400人が聴き入った。
この日はピアノ伴奏者の蒔田裕也さんとともに学校を訪れた。プッチーニの「トスカ」などのオペラ曲をはじめ、授業でも習うシューベルト「ます」などを歌った。クリスマスソングとして「ホワイトクリスマス」「ジングルベル」などのメドレーも披露。6年生の橋本大喜さん(12)のピアノで校歌も歌い上げると会場が沸いた。
橋本さんは「ピアノの演奏は緊張したが、うまく弾けた。オペラは初めて鑑賞したが迫力があった」と喜んだ。
児童からは「どうしたらそんな力強い声が出せるのか」と質問が投げかけられ、岡田さんは「声量は年とともに抑えられてしまう。元気いっぱい動き回れば自然と声が出る」と助言した。
岡田さんは2008年プロデビュー、国内外のコンクールで受賞歴は多数。13年の三河市民オペラ「トゥーランドット」ではカラフ役(テノール)も務めた。芸術鑑賞会は校区住民の縁で実現した。
【加藤広宣】