豊橋市指定無形民俗文化財「飽海(あくみ)人形浄瑠璃」の保存継承団体「吉田文楽保存会」は市公会堂で「第33回定期公演」を17日午後1時半から開く。
3演目のうち、「二人三番叟」は人形使いのほか、語り役の太夫、三味線演奏のすべてをメンバーのみで初めて演じる。ほかに、朝倉川を舞台にしたオリジナルの素浄瑠璃「お弓橋心中/お弓橋の段」と「傾城阿波の鳴門/順礼歌の段」(太夫・竹本友代さん、三味線・鶴澤友輔さん)。
二人三番叟は過去、太夫と三味線をCD音声に頼っていた。市の「伝統芸能担い手育成講座」を経て会員数も増え、太夫と三味線もメンバーができるようになった。
保存会の浦川昌久さんは「そんな演目を増やしたい。今後は人形師も育成してオリジナルの素浄瑠璃『お弓橋心中』も自力で演じたい」と意気込む。
無料、全自由席で申し込み不要。問い合わせは吉田文楽保存会(0532・88・4651)へ。
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愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。
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