豊橋で食農産業マッチング交流会

2024/02/19 00:00(公開)
情報交換をする参加者と出展者=豊橋サイエンスコアで
 食農産業クラスター推進協議会は18日、豊橋市西幸町の豊橋サイエンスコアで「食農産業マッチング交流会 食と農の未来をつくるふれあいフェア」を開いた。食と農に関する企業紹介や、室内イチゴ狩り体験、竹島水族館の小林龍二館長による特別講演などがあった。
 東三河や静岡県の31の企業や団体が出展した。有機農業の自動化システムや酵素を使った商品開発、バジルソースの製品化など、食と農の取り組みをパネルで紹介した。参加者と情報交換する人もいた。
 イチゴ狩り体験は、農業に関心を持ってもらおうと、豊橋市で栽培管理システムの企画設計を手掛ける「日本オペレーター」と水谷農園の協力で企画した。親子を中心に25組が参加し、イチゴ狩り体験や試食を楽しんだ。
 小林館長は「竹島水族館の復活から学ぶ業績アップ術」と題して講演。一時は12万人まで落ち込んでいた年間入場者を47万人まで回復させた立役者だ。その要因として、利用者のファン化、メディア戦略を挙げた。「ポップにしゃれや、映画のパロディーなどを取り入れたり、『カピバラの落とし物』など、ここにしかないお土産を開発したりして、他にはない魅力作りを意識した。新聞やテレビやが食いついてくれる」と、注目を集めるための秘策を話した。
【北川壱暉】
講演をする小林館長
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