田原市と渥美窯陶友会は「中世渥美古窯と渥美窯の46年」を渥美郷土資料館で開いている。入場無料。29日まで。
日本三大古窯の一つに数えられる。12世紀初頭から13世紀末に渥美半島全域で作られ、美しく珍しい貴重な逸品も多い。
1977年に発足した陶友会は昔ながらの土と焼き方を今に受け継いでいる。現会員は渥美古窯を再現した半地下式の窖窯を受け継いだ。常滑の陶芸家で故江崎一生氏が設計した。1000年前に使われたとみられる「伊良湖初立」の粘土や松にこだわって制作している。
陶友会によるさまざまな作品を中心に、同市小塩津町の「皿焼古窯館」として復元保存されている「皿焼12号窯」、埋め戻されている国指定史跡「大アラコ古窯跡」、東大寺再建時の瓦を焼いた「伊良湖東大寺瓦窯跡」から出土したものなど計80点を展示する。
24日午後1時半からシンポジウムが渥美文化会館である。市博物館の天野敏規館長、作家の小川雅魚さん、前渥美窯会長の大島邦男さんが渥美窯について語る。
問い合わせは渥美窯陶友会(0531・32・3631)へ。
【岸侑輝】