蒲郡市市立蒲郡北部小学校5年生48人が10日、三河木綿体験教室に参加した。
例年、市を代表する繊維産業に対する関心を高めてもらい、地元の織物文化に触れる機会として企画している。
今年は蒲郡北部小と蒲郡西部小の児童に、綿の栽培や綿の繊維から糸を作る「糸紡ぎ」、機織りなどを体験してもらう。児童は半年後にオリジナル作品を作る。
この日、織物の体験教室「竹島クラフトセンター」と手織り三河木綿工房「手織場」の関係者が種まきや織物ができる工程を教えた。児童は用意された鉢に綿の種を植えた後、クラフトセンターの職員から水やりを含めた栽培方法を学んだ。
続いて、手織場メンバーが、綿の種を取り除く道具「綿繰り」の使い方や昔ながらの工法を説明した。児童は道具に触れながら、糸と作るまでの流れを体験した。
柴田晃英さんは「蒲郡にはミカンしかないと思っていたが、繊維のまちであることを知りました。糸になるまでの流れを体験できて楽しかった」と話した。
市産業政策課の柴田紗穂さんは「蒲郡の伝統産業を身近に感じてもらえる機会になった」と述べた。
【林大二朗】