一宮地域交流会館の概要決定で住民説明会

2024/05/24 00:00(公開)
一宮地区の新しい公共施設のイメージ(提供)
人口減を見据えて豊川市が再編

 豊川市一宮地区の公共施設再編で建設する「一宮地域交流会館(仮称)」の基本設計説明書が完成した。地区の農業者トレーニングセンターで22日夜、住民説明会があった。
 地区内には、一宮庁舎(支所)、一宮生涯学習センター、いちのみや児童館、一宮体育センター、農業者トレーニングセンター、健康福祉センター(いかまい館)の6施設がある。いかまい館は残し、残り5施設は再編し、すべて解体する。
 現在の一宮支所のある敷地内に、支所▽生涯学習・コミュニティー▽児童館▽図書館▽福祉相談・高齢者支援-の各機能を持った複合施設と、体育施設を建てる。複合施設は2階建て延べ2779平方㍍、体育施設は平屋建て1337平方㍍。両施設の間に広場を造る。
 工事は2期に分ける。農業者トレーニングセンターを解体し、その跡地に複合施設を建設する。その後、一宮支所を解体し、そこに体育施設を建てる。複合施設は2026年度末に、体育施設は28年度末に完成する計画だ。その後、生涯学習センター、児童館、体育センターを解体する。今後の人口減社会に備える再編で、床面積で約3割削減し、維持管理費を減らす。
 住民からは「いかまい館の風呂の利用は続けられるのか」「学習センターの建物を別の形で使い続けられないか」などの質問が出た。市の担当者は「風呂は今後も利用できる」「維持費を考えると学習センターは解体する」と答えた。説明会は学習センターでも25日午後2時から開く。
【竹下貴信】
新しい公共施設の住民説明会=農業者トレーニングセンターで
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