田原、豊橋で進藤財務政務官と意見交換

2024/05/27 00:00(公開)
あいさつする進藤政務官=田原市役所で
 財務政務官の進藤金日子参院議員との意見交換会が26日、田原市役所などで開かれた。
 秋田県の農家出身で1986年に農林水産省入省。関東農政局設計課長や中山間地域振興課長などを歴任し、2016年の参院選に自民党比例区から出馬し初当選。現在2期目。
 この日は田原市の中山社務所と市役所、豊橋市の「ライフポートとよはし」を会場に意見交換した。
 田原市役所では田原農業懇話会のメンバーを中心に約30人と会談。会顧問の根本幸典衆院議員と山本浩史県議も出席した。
 進藤政務官は、国が今年度中に改正を目指している食料・農業・農村基本法について、1961年の旧基本法施行から現在までを紹介した。
 新型コロナウイルス禍やロシアによるウクライナ侵攻などでサプライチェーンが破壊されたため、食料の安全保障が重要視されていると述べた。農産物の適正な価格形成、環境負荷の軽減を目指す環境循環型農業、ドローンなどを活用したスマート農業、鳥獣被害の軽減などの農村政策を語り「基本法を成立させるため、審議を進めたい」などと報告した。
 意見交換では、人件費の急激な高騰や収入保険の拡充と制度設計など、懇話会メンバーが農業仲間から聴き取った意見が出た。懇話会の西山直司会長は「きょうの話し合いを元に政治への要望書を作っていきたい」と語った。
【岸侑輝】
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 住まいLOVE不動産 藤城建設 さわらび会 蒲郡信用金庫 虹の森 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国