名古屋鉄道は西尾・蒲郡線(西蒲線)で、20年前に姿を消した「5500系」を復刻塗装した車両を7月6日から運行する。2両1編成の6000系ワンマン車両に塗装を施す。蒲郡市制70周年の記念企画。
5500系は1959年に登場。国内で初めて特別料金なしで乗れる冷房車としてデビューした。2005年まで走っていた。
23年9月には蒲郡市、西尾市が目指す観光促進の一環として、「ライトピンク×ダークマルーン」の塗装をした列車を復刻させた。今回は「ストロークリーム×赤帯」の姿。当時を懐かしんでもらいながら、蒲郡の観光活性化のコンテンツとして活用する。
初日の7月6日は団体列車として西尾-蒲郡の片道運行を2往復する。乗れるのは蒲郡市民と西尾市民。募集は各便親子16組32席(1組2人)と一般32席(1人か2人組)。参加費は親子1組1000円、一般枠1人1000円。また、各便の子ども2人限定で車掌体験として車内アナウンスを予定している。希望者から抽選で。
申し込みは、はがきに参加者全員の郵便番号と住所、氏名、年齢、性別、電話番号、希望便を明記し、6月14日までに蒲郡市交通防犯課へ郵送する。親子の場合は車掌体験の希望の有無を記入する。専用フォームでも受け付けてる。多数の場は抽選。
蒲郡駅ホームで午前10時10分から発車式。駅構内と駅南口駅前広場では関連イベントを開く。名鉄の記念乗車券や記念キーホルダーなどのグッズ販売をはじめ、西蒲線活性化協議会による復刻車両をかたどったペーパーキャップワークショップなどがある。
問い合わせは蒲郡市交通防犯課(0533・66・1156)へ。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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