元新城市長の穂積亮次さんの講演会が6日、豊川市勤労福祉会館であった。豊川市主催の人材育成講座の講師で「『支える人を支える』まちを創る」が演題。2021年9月に制定された「福祉まちづくり条例」について語った。
穂積さんは2005年11月から21年11月まで4期16年、新城市長。条例は福祉現場で働く人や市民、行政が協力しあう体制づくりのために、4期目のマニフェストに掲げた。制定後は福祉事業所から推薦のあった5年以上の勤務者への表彰が続いている。
条例づくりは福祉従事者らで構成した諮問機関「福祉円卓会議」から20年8月に答申を受けた。「新型コロナウイルス禍で『エッセンシャルワーカー』として評価が高まったが、以前は低かった。福祉従事者の処遇改善へつなげることが主眼だった」と解説した。
福祉とまちづくりについて「福祉はそこで働いて生計を立てている人がいる一つの産業となっている。それは対価を払う利用者がいるから経済活動として成り立っていると考えた施策が必要だ」と指摘した。
豊川だけでなく豊橋や新城、蒲郡の各市の福祉関係者約200人が参加した。
【安藤聡】