大学生対象に住民らと交流や草刈り体験

　東三河県庁は大学生を対象に「東三河ローカルラボ」を新城市黄柳野地区で８～11月に開催する。地域課題やまちづくりに関心のある大学生が地元の人と交流しながら、フィールドワークや草刈りを通して学ぶ計４回のプログラム（１回のみの参加も可）。メイン会場は新城市黄柳野公民館（同市黄柳野丸渕）。参加費無料。定員各10人。名古屋や豊橋からの送迎も可としている。

就活に役立てて

　就活で役立つ「学生時代に力を入れたこと（ガクチカ」づくりの一助にする。「地域の実情を体感しながら社会問題への理解を深められる」「人々との交流で地域の魅力を再発見」「草刈り体験を通じて実践的なスキルを習得」などがアピールポイント。
　第１回は８月17日で、地域の現状・課題、草刈りの意義や必要性を学び、草刈り安全講習を受ける。地元の人の家に泊まる。第２回は翌日午前９時から。草刈りの実技と実践。第３回は１０月２７日で、地元住民インタビューなどのフィールドワーク、課題解決策の検討がある。第４回は11月24日で再び草刈り。草の成長を実感してもらう。。最後に活動内容の検討と発表がある。
　４回とも昼食が出るほか、第１回の夕食と第２回の朝食もある。
　問い合わせは事業委託先の「地域問題研究所」（０９０・６３９２・３７７６、担当は池田さん）へ。申し込みは専用フォーム＝ＱＲコード＝から。８月１３日まで。定員になり次第締め切る。
【安部文晴】