初の夕方開催、にぎわう豊橋みなとフェス

2024/07/17 00:00(公開)
一般公開された巡視船「いすず」=三河港で
 「海の日」の15日、豊橋市のポートインフォメーションセンター「カモメリア」一帯で「豊橋みなとフェスティバル2024」(実行委員会主催)があった。三河港の海上クルーズや巡視船などの一般公開などを目当てに、大勢の家族連れでにぎわった。
 カモメリアをメイン会場に3号岸壁とライフポートとよはしの3カ所で、港や海にちなんだ展示や体験型のアトラクションを催した。猛暑による熱中症対策として初の夕方開催とした。
 岸壁会場では実行委のオープニングに続き、豊橋市消防音楽隊の吹奏楽演奏や海洋少年団の手旗信号パフォーマンスなどが披露された。岸壁では海上保安庁の巡視船「いすず」や名古屋港湾事務所の海洋環境整備船「白龍」が接岸され、船内を見学しようと家族連れや愛好者らが順番待ちの列をつくった。
 ほか、三河海上保安署長による一日港長などの任命式もあった。一日港長は市立東陵中学校3年の加藤心桜さん、ひめかぜ船長に市立豊城中学校1年の篠田愛心さん(ともに豊橋海洋少年団)。2人は大村将稔署長らと海難事故防止などの啓発活動にも取り組んだ。
 カモメリア会場は駐車場にキッチンカーや屋台などを並べた「みなと縁日」を催した。輪投げや風船すくいなどのゲームのほか「ちびっこ相撲大会」で盛り上がった。
 実行委員長の神野吾郎豊橋商工会議所会頭は「世界屈指の自動車港湾で産業集積地としても地域経済を支える港だ。イベントを通じて理解を深めてほしい」と語った。
【加藤広宣】
多くの来場者でにぎわう縁日会場=カモメリアで
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