アジアクリエイトが移動式防災センターを披露

2024/07/18 00:00(公開)
災害体験をする出席者ら=アジアクリエイトで
 製造現場の自動化機器、安全体感装置などを手掛ける「アジアクリエイト」(豊川市蔵子7)は17日、さまざまな災害を体感できる移動式労災・防災教育センター「ACSEL(アクセル)号」のお披露目セレモニーを本社で開いた。
 10㌧トラックを改造した。荷台部分で9種類の災害や労働事故を体感できるようにした。災害では地震をはじめ、濁流歩行、自動車の浸水ドア水圧、暴風などを、労働事故では感電などを体感できる。
 地震はVR(仮想現実)と実際の揺れを組み合わせたことで、リアルに感じられる。浸水ドア水圧は10㌢、20㌢、30㌢と水深の変化でドアがどれだけの力で開けられるかが分かる。濁流歩行はウレタン製の小さな球体がたくさん入った場所を歩くことで、水の中を歩く困難さを感じされる。感電では、安全な状況の中で危険性を伝える。
 セレモニーには社員ら約50人が出席した。佐藤陽平社長は「私たちの取引先アンケートで、9割以上の企業が防災対策をしていないことが分かった。何かしないといけないと強く思い、防災体験ができる移動式トラックを開発しました」とあいさつ。竹本幸夫市長らが祝辞を述べた。
 三河、遠州地区の行政主催のイベント、自治会が開催する防災訓練などは無料で会場まで行く。企業の場合は有料で利用できる。問い合わせはアジアクリエイト(0533・84・5581)へ。
【竹下貴信】
園児の絵をデザインに使った体験車の前でテープカットする関係者
続きを読む

購読残数: / 本

この記事は登録会員限定です
この記事は有料購読者限定記事です。
別途お申し込みをお勧めします。
最新記事

日付で探す

光生会 さわらび会 虹の森 住まいLOVE不動産 藤城建設 蒲郡信用金庫 パーソナルカラー診断の名古屋・愛知
158商品のおすすめドッグフードを比較 hadato 肌を知る。キレイが分かる。 全国郷土紙連合 穂の国