田原に「工房すずの和」オープンへ

2024/08/02 00:00(公開)
工房オープンをPRする鈴木さん㊧とレオジブランさん㊨ら=工房すずの和で
3日にものづくりの魅力伝えるイベント

 田原市の凧師(たこし)鈴木裕さんと木工作家和栗レオジブランさんの「工房すずの和」(同市加治町石井戸)が3日、オープンイベントを開く。
 鈴木さんは田原凧保存会長も務める。毎年の「田原凧まつり」で子どもたちの健やかな成長を祈る初凧をはじめ、さまざまな凧を手がけてきた。
 レオジブランさんは父がパキスタン人、母が日本人。日本、英国、米国で育ち、24歳でMBA(経営学修士)を取得。東京で経営コンサルタントを7年間やっていたが、趣味のDIYが高じて木工作家に転身。3年前に田原市に引っ越してきた。
 2人はものづくりに携わる職人として意気投合。その伝統や楽しさを伝えようと、工房を開くことを決めた。
 イベントは2部制。1部は午前9時~正午で、最先端ものづくり体験会としてAIによる画像生成を活用した凧作り体験や、3D加工機などを使った木工作品制作体験がある。2部は午後1時半~同5時。AIや3Dを使ったものづくりの見学と体験、木製遊具体験、カラオケ大会、凧の飛翔時間を競うカイトダンス競技会など。
 レオジブランさんは「最先端のテクノロジーを使ったものづくりを田原から発信していきたい。子どもたちを中心に、大人にもぜひ体験してほしい」と語った。
 問い合わせは鈴木さん(090・2131・4352)へ。
【岸侑輝】
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