海軍工廠空襲から79年、豊川市平和祈念式典

2024/08/08 00:00(公開)
献花する参加者たち=豊川市文化会館で
 豊川海軍工廠(こうしょう)空襲から79年を迎えた7日、豊川市平和祈念式典が市文化会館で開かれた。遺族、市民ら約550人が出席し戦没者の冥福を祈った。
 1945年のこの日、東洋一といわれた海軍工廠が空襲を受け、動員学徒や女子挺身(ていしん)隊員を含む工員、職員ら2500人以上の命が奪われた。市は50周年の95年に「平和都市宣言」をして以降、式典を開いている。2018年には跡地に平和公園を整備し、資料の展示や遺跡保存をしている。
 式典で竹本幸夫市長は「わずか26分間に3000発以上の爆弾が投下され、工廠は焼け野原と化し、尊い命が一瞬のうちに失われました。戦禍の犠牲となられた方々の御霊に哀悼の誠を捧げ、戦争のない世界の実現を目指し、恒久平和に向けて全力を尽くすことを誓います」と宣言した。
 また来賓の今枝宗一郎衆院議員、藤原宏樹県会議員らが平和を誓った。市立御津中学校吹奏楽部の演奏などがあり、最後は参加者が献花した。
【竹下貴信】
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