豊橋「ノード」の抹茶セットが話題

2024/08/13 00:00(公開)
洋風のしつらえで日本文化が楽しめる「抹茶」のセット=ノードで
 豊橋市駅前大通2の「Cafe&Gateaux knohd(ノード)」の新メニューが話題になっている。抹茶を自分でたてるもので、インバウンド客や茶道にあまり縁のない若者などに気軽に楽しんでもらう。
 今年5月頃、インバウンド対応の補助金で英字のメニューを導入したことがきっかけで、日本文化を味わってもらおうと導入した。「以前からお茶の先生と知り合いで、『お茶の裾野を広げたい』と話をしていた」と同店の河合伸行さん。
 外国人向けのテーブル茶道が注目されていることなどから「堅苦しくなく、茶席を知るきっかけ作りをするにはカフェが適役では」と、洋風の設えをしながらも、茶わんと茶せんを使った抹茶の提供に踏み切った。
 税込み600円。注文すると、ポットと計量カップ代わりの二重ガラスの器(湯冷まし)、洋風の焼き菓子、計量された抹茶の粉、茶わんと茶せんが運ばれる。自分で粉を茶わんに移し、ポットの湯をガラスの器に入れてから茶わんに注ぐ。「基本のお点前」と書かれた説明書も渡される。希望すれば店の人にたててもらえるが、「今の時点で『たてて』と頼まれることはない」そうだ。
 注文するのは茶の経験のある人が多い。外国人客からの注文もあったが、湯冷ましを使わず、茶わんになみなみと湯を注いでしまったという。今後は、英語表記の説明書も用意する予定だ。
 「器を眺めながらお茶になじむ場になってほしい。茶席を敷居が高いと思わず、慣れたら『市民茶会に行ってみよう』などと思ってもらえたらうれしい」と河合さんは話す。
 水曜定休で今月27日は休み。問い合わせはノード(070・6533・6664)へ。
【田中博子】
自分で粉を茶わんに移す
説明書を見ながらお茶をたてる
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