浅井豊橋市長ら矢作川・豊川CN推進協が首相表敬

2024/08/31 00:00(公開)
岸田首相に脱炭素への取り組みを紹介する浅井市長(左から2人目)=首相官邸で(提供)
 県を中心とした「矢作川・豊川CN(カーボンニュートラル)推進協議会」(会長、大村秀章知事)は28日、首相官邸で岸田文雄首相を表敬訪問した。大村知事や豊橋市の浅井由崇市長ら協議会メンバーらが、プロジェクトが目指す流域の水管理に脱炭素化を加えた取り組みを説明した。
 プロジェクトは3年前に立ち上げ、豊川流域は昨年度から加わった。ダムを活用した治水・利水のほか、下流域での太陽光発電など再エネ創出を図る。水源地保全も進めて温室効果ガスの吸収を促し、水循環と脱炭素化を並行して取り組む。
 大村知事は「今後10年以内で設楽ダムが完成する見通しだ。水力発電のほか、下流域でも太陽光発電を進めたい。県の豊橋浄水場では水素エネルギー活用にも取り組んでいる」と紹介した。
 浅井市長は「豊橋は530(ごみゼロ)運動発祥地で、市内でも官民挙げた脱炭素化の実現に取り組んでいる」と報告した。
 岸田首相は「基本計画策定へ向けた準備を進めている。愛知県の取り組みは先駆的で、全国の一級水系の流域水総合水管理に役立てたい」と答えた。
【加藤広宣】
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