新東工業が「折り紙モザイクアート」でギネス社から世界一認定

2024/12/05 00:00(公開)
世界一の認定を受けた折り紙で作ったモザイクアート

 東三河にも事業所がある表面処理、鋳造機械製造「新東工業」(名古屋市中村区)が、創立90周年記念で作った「折り紙モザイクアート」がギネス社から世界一の認定を受けた。85周年で作ったペットボトルキャップモザイクアートでも認定を受けており、世界一は2回目になる。

 

 90周年イベントの目玉の一つ「ワングローバルシントーで世界一に挑戦」と銘打って、「折り紙の太陽で作った最多展示数」をテーマに、10月12日に豊川市穂ノ原3の豊川製作所で社員や家族らが作った。

 

 最初に折り紙で太陽を作り、7・2㍍四方のモザイクアートを完成させた。白を背景に、昇る太陽を視覚化したという赤の同社のシンボルマークと黒で「sinto」の文字を入れた。折り紙は5㌢四方で1万388枚を使った。国内外の社員ら約4000人も協力した。

 

 折り紙には、家族にあてたメッセージや自分の夢などが書かれている。タイムカプセルに保管し、創立100周年を迎える2034年に開封する。

折り紙を折る社員と家族
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